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2016/02/19

Elser

実家に居たのと、体調が少々・・・・という事もあり、更新が滞りました。

今日、映画を見てきましたので、その感想などを少々。

Elser(エルザー)という映画(原題)

Ca331759_2

映画館では
”ヒトラー暗殺、13分の誤算”
という邦題で上映されています。


1939年11月8日 ドイツミュンヘンのビアホールでナチス党のヒトラー暗殺事件を起こした”ゲオルク・エルザー”(1903~1945)という人物を題材にした映画。


簡単に物語を


エルザーは、スイス国境近くの出身で、家具・時計職人として働いていた。音楽や女性が好きなようであった。やがてエルガーは人妻との恋に堕ちるが・・・・

今はやりのゲスか!?という突っ込みは無しで・・・・・


民衆の生活向上を訴え、支持を掴んだナチス党が躍進し、ファシズムに傾倒していった時代のドイツ。
ナチスが第一党になり実権を握ると、ナチスに批判的な政党の人間などは、強制労働をさせるようになり、ユダヤ虐待、弱者排斥も行うようになった。
自由が無くなっていくと感じたエルザー。特に支持政党などは無いが、ナチスが支配するドイツに危機感を感じていた。
そんな想いに反して。ナチスは武力拡充し国外へ勢力を拡大していく。
その様子を見ているエルザーは


”戦争が起きて、英仏などと戦えば、多くの戦死者も、そしてドイツ自体も・・・・”


という信念のもとに、毎年演説を行っているビアホールに爆弾をしかけ、ヒトラー暗殺を試みるが、予定より13分演説を早く切り上げたヒトラーは無事で、未遂に終わる。犠牲になったのは8人の市民であった。

爆弾をしかけたエルザーは、スイスへ逃亡しようとしたが、国境付近でナチスにつかまり、やがて爆弾犯人と判明してしまう。
ゲシュタポは、エルザーの背後に暗躍する組織をいぶりだそうと、拷問や自白剤を用いて尋問するが・・・・・・


というもの。
エルザーの描き方は、賞賛する訳でもなく、否定する訳でもなく、淡々と描かれている。
ナチスが台頭してきた時代に、権力の一極集中、ヒトラーの発言・行動を危険と感じ、爆弾テロという行為で止めようとしたエルザー。
ある意味、先見の目?があったのかも知れないけど・・・・

見ていて共感は出来ないが、”自由”というものがいかに大切なのか?
また、政治に無関心・無知であることがどれだけ危険なのか?という事を感じた。無知ということは、マスコミなどにより民意を誘導することもできるのであろう。

日本でも、第二次世界大戦直前の三国同盟を支持した帝国陸軍。それを賛美した毎日新聞、朝日新聞。帝国海軍は反対し続けていたが、新聞社の世論操作?(三国同盟ありき)により開戦へとつながってしまった過去。

最近ではアラブの春というもの。
情報社会を利用して民衆を扇動。独裁政治打倒・生活苦打破というものをアピールした政党が各国で躍進し、政権交代やクーデタまがいのものまで起こった。
が、結果はというと、生活苦は変わらず、政治を支配した者がかわっただけ。経済は困窮し、良い事は何もない。
しかし、そのアラブの春を支持したのは各国の民衆。日頃から政治に関心を持ち、少しでも知識があれば、結果は変わっていたかも知れない。
こんな事を書くと、

”日本でも今、自民党が・・・・・”

とか言い出すコラムニストや、政治的活動者(エセも含む)がゴロゴロ居る。
そんな発言に賛同する人もいるが、冷静な目で見れる人も居るのも事実。


20年後の日本はどうなってるんだろうなぁ・・・・


と、映画を見て思ってしまいました。


ヒトラー題材の映画

”ヒトラー最後の12日間”

という作品と同じ監督作品です。

Ca331758

最後の~ は、DVD鑑賞ですが。

いずれも


映画は娯楽だ!!という作品ではない


が、一度見ていただければ・・・・と勝手に思っています。

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